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いつも大きな開場で開催されるPRIDE、今回の名古屋開催は小さな開場のせいかアットホームないつもと違った雰囲気。 オープニング リングは黒いカーテンで覆われている。全選手が名前を呼ばれ東西に並ぶ。最後にカーテンが開き、リング上に背中合わせに立つ大山とハイアンが、大山の顔がとても緊張している。 第1試合:×小原道由vsケビン・ランデルマン○ 判定0対3 選手入場は小さな会場のせいか、いつもより短時間。セコンドに吉田が。 1R:さがってばかりの小原、打撃はぜんぜんダメの様子。プロレスと間違えたのかリング外へエスケープしてイエローカードもらう 2R:開始早々タックル狙う小原、しかし、逆に投げられ、逆マウント。あとは必死に守るもわき腹にパンチを多くもらった。 3R:防戦一方の小原、逃げるのみ。場内ブーイング。残念ながら予想通りのつまらない試合。 第2試合:×山本憲尚vsガイ・メッツァー○ 判定0対3 司会が村上ショージに、セコンドに桜庭 1R:キックボクシングの試合。メッツァーのリズム・スピード・コンビネーションのいいパンチ、キック。中盤、山本のトリッキーなパンチ、裏拳、前蹴り当たりだすが、最後は又メッツァーのペース 2R:完璧にメッツァーのラウンド、パンチ、キック、回し蹴り。山本が下を向いて避けるところをキックで蹴り上げる。 3R:山本、左のローの連打。打った後のガードも出来るようになったが、良く出来ました。というレベル。 山本もがんばったと思うが、メッツァーとはレベルが違った。メッツァー復活。試合後奥さんと抱き合う。 第3試合:×アレクサンダー大塚vsアンエウソン・シウバ○ 判定0対3 シウバ、シルクハットで乗りのいいダンスを披露。アレクサンダー大塚のテーマ、観客合唱して出迎える。 1R:上手くタックルで入ったアレク、パワーボムでシウバを叩きつけるが、シウバはまさに蜘蛛男。体操選手のようにやわらかい体で、アレクの背後に回り、胴締めスリーパーが決まりそうになる。 2R:又も上手くタックルし、上になり攻める大塚。胴へのひじ打ちが効果的。しかし、シウバ下になりながらも上にいる大塚をコントロールし決定打を打たせない。 3R:こう着状態から、シウバがアキレス腱、ヒールホールド、膝十時と攻める。 力のはいったいい試合でした。アンデウソンすばらしい。シュートボクセの層は分厚い。 第4試合:×小路晃vsパウロ・フィリォ○ タップ 司会は再び村上ショージ。小路晃、肉体が引き締まってる。 1R:コーナーで上から攻める小路、ところが一瞬に下からパウロが腕ひしぎ十字固め。すごい。 スペシャルゲスト アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとバンダレイ・シウバの紹介。 ノゲイラ「会場に集まってくれてありがとう」日本語で「元気!いつでも誰の挑戦も受ける」「どうもありがとうございます」 シウバ「元気ですカー」「11月プライドに戻る。11月ぜひ見に来てくれ」 第5試合:○ヒース・ヒーリングvsコーチキン・ユーリー× レフェリーストップ 1R:立って寝て、膝を頭部に打ち付けるヒース。ユーリーも耐えるがレフェリーストップ。 休憩 アントニオ猪木氏「元気ですカー、元気があれば何でも出来る。元気があれば3000mの上空からも飛ぶことができる。」「ロスを出るとき虹がみえた。そしてここはレインボーホール。飛行機の着いたのが2時」と、何を言ってもうける猪木氏。「1、2、3、だぁーーー!」 第6試合:○マリオ・スペーヒーvsアンドレイ・コビィロフ× ドクターストップ 1R:終始マウントポジションから打撃で攻める。立ち上がり際顔面キックでコビィロフの口が深く切れる、その直後ゴビィロフ、マリオの足をとったところでドクターストップ。 第7試合:×イゴール・ボブチャンチンvsクイントン・”ランベイジ”・ジャクソン○ タップ ジャクソン試合前にボブチャンチンに手紙を渡そうとするも、レフェリーに取られる。 1R:首締めにいくボブチャンチンを、力でボディスラム。マウントポジションになり、殺人パンチを打つジャクソン。マウントから右のパンチがボブチャンチンのわき腹に当たり、肋骨骨折、ギブアップ 高田延彦登場 「私、高田延彦は11月24日PRIDE23で最後の戦いをします」 第8試合:×大山峻護vsハイアン・グレイシー○ レフェリーストップ 1R:いきなりハイアン、タックルで大山を倒し横四方へ、膠着の後、大山が切り返し反転上になる、上からパンチを1発、そして2発目を下からハイアンがしっかり掴み、腕ひしぎ十字固め。大山、間接が外れる。 終わってみれば、日本人の全敗。今回のプライドは予想以上でも予想以下でもなく。まあまあでした。
2002年9月26日アップ どうも今回のプライドは乗れません。今回日本人はいっぱい出てくれるのですが、どの選手も期待できません。 第一試合の小原道由。前回まったく何も出来ず、まるで高田延彦のような魂のない戦い方でした。 第四試合の小路も、守ってばかりで攻めません。 大山峻護は期待の選手ではありますが、メインはまだ早いでしょう。 上記の理由で、まったく期待してません。この期待を裏切ってくれるといいんですが、、、 日時:2002年9月29日16時30分 場所:名古屋市総合体育館レインボーホール 第1試合:小原道由vsケビン・ランデルマン ケビンは、マークコールマンのお弟子さんのようです。UFCを主戦場にしてます。 第2試合:山本憲尚vsガイ・メッツァー 山本は少し期待してます。勝ち負け関係なく我々に訴える試合を期待します。 第3試合:アレクサンダー大塚vsアンエウソン・シウバ シウバはPRIDE21でアレックスを破った男。大塚には期待もありますが、前回の菊田戦のような試合は嫌いです。 第4試合:小路晃vsパウロ・フィリォ 近藤、美濃輪を破ったフィリオ。小路よ、結果でなく中身を我々に訴えてほしい。 第5試合:ヒース・ヒーリングvsコーチキン・ユーリー ひさびさのヒース。今回はどんな髪型でしょうか。ユーリーは以外にいい選手のようです。この日のベストバウト候補。 休憩 第6試合:マリオ・スペーヒーvsアンドレイ・コビィロフ 最近登場機会の多いマリオ。ノゲイラの師匠でもあります。相手はそのノゲイラと好勝負をしたロシアプロ格闘家ゴビィロフ。 第7試合:イゴール・ボブチャンチンvsクイントン・”ランベイジ”・ジャクソン 両者ともプライドおなじみ選手。 第8試合:大山峻護vsハイアン・グレイシー 大山のメインはないでしょう。と感じる私です。この私を裏切るいい試合期待します。 |