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史上最大の格闘技ワールドカップ Dynamite! SUMMER NIGHT FEVER in 国立 2002年8月28日水曜日18時30分開始 国立競技場 例によってオープニング前にドクター、ジャッジの紹介。石井館長の挨拶。 オープニング 古館伊知郎のアナウンスで始まる。猪木が聖火を片手に聖火台を登る。猪木の聖火から火をもらったエリオ・グレーシーが猪木と二人で聖火に点燈。その後PRIDEでおなじみの大倉正之助のツツミ。そして和太鼓とパーカッションのアンサンブルで選手入場 。吉田秀彦の表情にゆとりとも思える笑顔。 第1試合 ○バンダレイ・シウバvs岩崎達也×レフェリーストップ 4日前電車に乗っていたとき、石井館長の呼びかけを聞きシウバに挑戦する決心をした岩崎。尊敬するシウバにどう戦うか注目してました。しかし、力の差は歴然、パンチで倒し四つんばいの岩崎の上から顔面パンチ、その後背後から締め技を狙う。それを解いた岩崎が立ち上がるのを狙い左ハイキック炸裂、パンチでレフェリーストップ 第2試合 ×松井大二郎vsジェレル・ベネチアン○判定1:2 司会が村上ショージに。試合前両者近づき眼光をあわせたところで、なぜかベネチアンが松井にキッス。この攻撃には松井もまいった。 1R:キックをかいくぐってタックルで潰し上になる松井。しかし反転される。終盤もタックルから上になるも効果的な攻撃はなし 2R:松井タックルの後、ヒールホールドに行ったところすぐに立ち上がり上手くはずすベネチアン。最後もタックルの後、アームロック狙うもゴング 3R:松井飛けりを打つ。終始優勢に攻めるも決定的なポイント無し。 第3試合:○ゲーリー・グッドリッジvsロイド・ヴァン・ダム×レフェリーストップ 開始前セコンドがロイドに当今パンチ。開始後グッドリッジ投げから上になり顔面(鼻)にパンチ、パンチ、パンチでレフェリーストップ 第4試合:△セーム・シュルトvsアーネスト・ホースト△判定ドロー 1R:シュルトの前蹴りが効果的に入る。ホーストも時折スピードのあるパンチとキックで応戦するも、膝蹴りを顔面に受ける 2R:ホースト時折コンビネーションパンチ、キックを決めるが、身長差に苦しむ 3R:ホースト目の辺りの出血でドクターチェック。シュルトを攻めあぐねるホースト 4R:ホーストのスピードのあるフックがシュルトのわき腹に。シュルトは組んでの強烈な膝蹴り。 5R:前進するシュルト、まっすぐさがるホースト。判定はドローだけど、見た目は圧倒的にシュルトの勝利。松井の時も思ったが判定はK−1側に有利なのでは。 第5試合:×ドン・フライvsジェロム・レ・バンナ○KO ドン・フライの試合は、いつも魂を感じます。何回もゾーとする場面がありました。特に最後バンナが仕留めに行くとき、一瞬場内の時間が凍ってしまったように感じました。その後ワン・ツーパンチでフライをKO。負けたがフライはすごい。 休憩前にエリオ・グレーシを紹介、一族がリングに。ターザン後藤から日本の武道を世界に広めたことを表彰。そして、8月30日31日と全日本に参戦するゴールドバークの紹介。 休憩 カメラが森元総理、森本レオ、長嶋ジュニア、生島アナ、カノウ姉妹を捕らえる アントニオ猪木ヘリコプターからパラシュートで国立競技場へ 「バカヤロー、俺はおこってるぞ! 元気ですカー!!元気があれば何でもできる。元気があれば根気が続く、根気が続けば自信がわいて、勇気がわいてくる、今日は勇気を出して、PRIDEのリングにヘリ下ってきました。」としゃれを言って、「今宵のリングはアリ地獄、食うか食われるか、強いやつが這い上がる。ありがとう。」「猪木が笑えば世界が笑う。1、2、3、ダァー」 第6試合:○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvsボブ・サップ×腕ひしぎ十字固め 1R:こんなノゲイラ見たことない。全ての技をボブサップの規格外の体格、パワーに潰される。両者目を切り出血。 2R:芸術はパワーを抑えた。ノゲイラの芸術が超規格外のボブサップを腕ひしぎ十字固めで勝利。 すごい、感動しました。ノゲイラはアーチストだ!! 試合後「自分はどんな相手でも勝てることを皆様の前で証明できた」とマイクのノゲイラにUFCチャンピオンのジョシ・バーネットが挑戦。ノゲイラ「受ける」 ここで、有料入場者数9万1107人と発表 第7試合:○吉田秀彦vsホイス・グレイシー×ネックロック 序盤寝技に引き込んだホイス。吉田はホイスにヒールホールド。ホイスはアキレス腱固めを相互に決める。両者再び立ち、またホイスが寝技に引き込み、上の吉田が縦四方からネックロックへ、そこでレフェリーストップ。 個人的には吉田不利と思っただけに、吉田の勝利に感動しました。びっくりした。試合後決まってないとホイスがレフェリーにクレーム。このときホイラー対桜庭を思い出しました。 吉田の勝利に国立競技場10万人のウエーブ 第8試合:×桜庭和志vsミルコ・クロコップ○レフェリーストップ ビックバンベイダーのマスク、手作業のスプレーで演出 1R:桜庭2回タックル試みるが、切られる。打撃からミルコを倒し、チャンス訪れるも、桜庭決めれず。ミルコはローキック2発決まる。 2R:何回かダウンを奪うが、ミルコ完璧に逃げる。下からのパンチが桜庭の目に当たりドクターストップ。 右目の眼下底骨折の疑いが出て、ドクターストップ。心配です。 最後にグレイシー一族が吉田戦の判定に抗議。ほんとにグレイシーは負けず嫌い。 また石井館長が「せーのーダイナマイト」で締める。 桜庭は残念でしたが、吉田戦、ノゲイラ戦、ドン・フライと感動を与えてくれたダイナマイト。ありがとう。 |