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私の体験談

PRIDE20

日本人ハンターのヴァンダレイ・シウバ、プロレスキラーのミルコ・クロコップ、いよいよです。

日時:2002年4月28日(日) 開場:15時 開始:17時

会場:横浜アリーナ

チケット:VIP 10万円、ロイヤルリングサイド 25000円、スタンドS 15000円、スタンドA 7000円

問い合わせ:ドリームステージエンターテイメント 03-5775-5700

オープニング

暗転、ビームライトがリングを照らす。そこには、津軽三味線の吉田兄弟が、ジャズのリズムに合わせて演奏する。三味線であれだけ深いビート感を出すのはすごい。こんどCD買おっと。その後、いつものPRIDEのテーマで選手紹介。カーテンに覆われたリングがオープン、そこにはシウバとミルコが。互いに見つめあい、一歩近ずいたところで暗転。

カード

第1試合:○ボブ・サップVS山本憲尚×

リングアナは村上ショージ。ボブサップはRシュトラウスの「ツァラツストラはかく語りき」で入場。でっ、でかい、すごい筋肉。これで100m11.8秒とは立派。

1R:ボブサップに何もできず山本KO。これはどうしょうもない。体格差、パンチ力、これは無理でした。山憲には次回期待します。

第2試合:×佐竹雅昭VSクリントン・”ランベイジ”・ジャクソン○

顔に墨で斜めの直線のペイントを書いてきたジャクソン。リングに上がる前にキレイに拭かれる。ゴジラのテーマで入場の佐竹はいつになくやわらかな表情で登場。

1R:打撃では互角も、倒されてからは防戦一方。必死に下で耐える佐竹、最後はパワーボムに腰を痛打。

第3試合:○ホジェリオ・”ミノタウロ”・ノゲイラVS今村雄介×

ホドリゴの兄ちゃん登場。セコンドに弟が。二人とも笑顔、今村は相手ではないと言うことでしょう。今村は風船を持っての入場。とても風船が似合う。パンダの着ぐるみをかぶっているような今村君。

1R:タックルに行ったところをカウンターのスリーパーで35秒KO。しかたがないよね。

第4試合:×ダン・ヘンダーソンVSヒカルド・アローナ○

アローナ和太鼓の演奏で入場。日本女性にも人気のあるヘンダーソン、精悍なマスク、一段と絞ってきたのが分かる。私も絞らなくては。独り言でした。

1R:いきなり勢いで倒すアローナ、そして上から攻めるも、一瞬の芸術的タイミングで反転するヘンダーソン。その後、どちらが上になっても下になっても ハラハラドキドキの緊迫する試合。

2R:打撃で上回るダンのパンチが入り、アローナの右目が切れ出血。

3R:アローナが常に有利なポジショニングで攻める。判定でアローナでしたが、ともに相手の力を殺しあう接線。いい試合でした。

休憩

アントニオ・猪木氏の登場「元気ですカー、元気があれば何でもできる。元気アリーナモハメッド。アリは伝説の人に、そして俺は電気の人に」とますます訳がわかんなくなるB型の猪木氏。「1,2,3、ダァーー」で締める。

第5試合:○ムリーロ・ニンジャVSマリオ・スペーシー×

再びリングアナに村上ショージが。そしてニンジャ、必殺仕置き人のテーマで忍者の格好で登場。

1R:打ち合いからニンジャの左ストレートがスペーシーの右あごにヒット、ふらふらと倒れるスペーシー、しかし、ここから粘る。立ち上がり打ってくるニンジャをフロントチョーク。間一髪はずすニンジャ。

2R:打撃ではお互いヒット、その後スペーシーがアームロック、アームバーを決めに行くが、ニンジャ何とか逃げる。その後打撃でお互いスリルのある展開に、ゴングの後、スペーシーふらふらで自分のコーナーに

3R:打撃後テイクダウンさせ、終始上からコツコツ、シウバのように殴り続けるニンジャ。3対0の圧倒的判定勝ち

結局は最初の一発がスペーシーの動きを止めニンジャの勝利に。ニンジャ勝利に嬉し泣き。スペイシーの弟子のノゲイラは悔し泣き。

第6試合:×アレクサンダー大塚VS菊田早苗○

試合前のモニターにはアレクの「立ち上がれないようにしてやる」と発言すれば、菊田は「始めての体験をしてあげる」と挑発。試合前の握手では手を差し伸べたアレクが、手を握ろうとした菊田を馬鹿にしたようにするりとかわし、握手せずゴング。

1R:最初、内掛けで大塚を倒し、上から攻める菊田。顔面キック後アレクが上に、しかし、するりと菊田が上にポジションを戻す。。その後は終始いいポジションでアームロック、スリーパーと攻める。どんな体制からでも有利なポジションになる菊田。

2R:菊田終始有利なポジショニング。しかし、決め手なく、攻めあぐねる。

3R:菊田、上から腕ひしぎ十字固めに入り、決まったかに見えたが、アレク肘を曲げて、ほんの少し急所をはずして逃れる。場内非常にヒートした場面でした。結果は3対0の判定。

最後握手を求めてアレクが菊田に手を差し伸べる。菊田がその手に握手しようとすると。するりと手を上に上げてアレクは菊田を馬鹿にする。その後、リングの上から菊田が、下からアレクがマイクアピール。これはさすがにアレクの勝ちかな?

第7試合:ヴァンダレイ・シウバVSミルコ・クロコップ

試合前のにらみ合い。シウバに負けないミルコの眼光。

1R:強烈なミルコのミドルキックを受けながら突進して、シウバがミルコを倒す。下になったミルコが必死にシウバの手をつかみ、上からの攻撃を防ぐ。すごい攻防。

2R:またもやミルコの強烈なミドルを受けたシウバ、右脇にすごいアザが、その後突進してミルコを倒し、うえから得意のコツコツパンチ。

3R:お互いのすごさが分かり、共に見合うラウンド。

4R;打撃でも負けてないと感じたかシウバ、寝技に持ち込まず打撃の勝負に持っていくのか組んでも倒さず。

5R;打ち合いからミルコを倒し、上からパンチを打つシウバ。必死に逃げるミルコ。時間切れ引き分けに。

シウバは手を上げ、このリングを俺が守ったとアピール。引き分けとはいえ、両者のいい面の出た良い試合だったと思います。

最後、桜庭がリングに上がり、締まらない締めの挨拶。両者を見つめ、挑戦宣言がでるかと思いきや、「お疲れ様でした。」と桜庭。

今回は、メインの試合に尽きるが、ほかの試合。特に日本人がらみの試合は情けなさを感じました。DSEさん、マッチメークをもっと考えてくださいませ。