私、20年ぶりに普門館に行ってきました。当時の私たちにとって普門館は高校球児の甲子園のような物でした。今は違いますが、当時全国大会は毎年普門館で行われておりました。5000人入るマンモスホール。バレーボールの試合ができそうな広いステージ。当時の思い出がよみがえってきました。ただ、時の経過を感じたのは、その頃青紫色に気品を感じた客席の椅子が色が剥げ落ち茶色になっていた事でした。 課題曲 T 内藤淳一作曲 式典の為の行進曲「栄光をたたえて」 U 戸田 顕作曲 平和への行列 V 星谷丈生作曲 あの丘こえて W 若杉海一作曲 行進曲「SLが行く」 大学の部 1 東海大学吹奏楽研究会 指揮 平井直樹 課題曲U 自由曲 ディオニソスの祭り(シュミット) >>課題曲は完璧に出来上がってましたが、マーチとしての拍子感がもっと出てると良かったと思います。自由曲もこの難局を上手くこなしてましたが、もっともっと泥酔した酒宴を表現できたら良かったと思います。 私的審査 課題曲 B 自由曲 C+ 結果 銅賞 2 創価大学パイオニア吹奏楽団 指揮 佐川聖二 課題曲T 自由曲 交響曲第5番より第3・第4楽章(アーノルド/瀬尾宗利) >>課題曲は佐川さんらしく思い切り歌ってくれました。その後のテンポも良くゆったりとすばらしい演奏でした。自由曲もアーノルドの面白さが充分に出ていい演奏でした。ブラボーです。 私的審査 課題曲 A 自由曲 A 結果 金賞代表 3 中央大学学友会文化連盟音楽研究会吹奏楽部 指揮 小塚 類 課題曲W 自由曲 バレエ音楽「お嬢さん女中」より(グズラノフ/鈴木英史) >>課題曲は全てにわたってブラボーでした。テンポ感も良く、うきうきしてくる演奏でした。参加団対中ナンバー1の演奏です。ただ、残念なのは自由曲で、この曲の色彩感を表現できるアレンジではなかったように感じました。非常に実力を感じたのに残念でした。 私的審査 課題曲 A+ 自由曲 B+ 結果 銀賞 4 駒澤大学吹奏楽部 指揮 上埜 孝 課題曲W 自由曲 舞踏組曲より(バルトーク/上埜 孝) >>課題曲は非常に明るくすがすがしい演奏でした。自由曲もすばらしい演奏で、色彩感も良く表現でき、すごく雰囲気のある演奏でした。私的には今回総合的にナンバー1の演奏でした。 私的審査 課題曲 A+ 自由曲 A+ 結果 金賞代表 5 立正大学吹奏楽部 指揮 佐藤正人 課題曲U 自由曲 交響組曲第2番”GR”より(天野正道) >>課題曲はすばらしい演奏でしたが、マーチのテンポ感が出ればもっと良かったと思います。自由曲は中間部の音が少し濁っていたのが気になりましたが、音楽的にはしっかり主張をしており、楽しめたいい演奏でした。 私的審査 課題曲 A− 自由曲 B− 結果 銀賞 6 亜細亜大学吹奏楽団 指揮 小倉啓介 課題曲V 自由曲 「ツァラストラはかく語りき」より(シュトラウス) >>課題曲は亜細亜らしい落ち着いた演奏でした。無難にこなしたという感じです。自由曲はクライマックスへの持ってき方は良かったですが、中間部の表現が乏しくなり結果として最後が生きてこなかったと思いました。でも亜細亜の演奏はなんか落ち着きます。 私的審査 課題曲 B+ 自由曲 C+ 結果 銅賞 私的順位は 1位 駒澤大 2位 創価大 3位 中央大 4位 立正大 でした 以上勝手な感想を書かせていただきましたが、6大学共もし激戦区東京でなければ十分全国へいける力があり、見ごたえのある都大会でした。どうもありがとうございました。
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