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普門間が耐震工事の為、今年は名古屋国際会議場で中・高の吹奏楽コンクールが行われます。 私、中学後半だけ見てきましたのでご報告いたします。中学の全国大会を見るのは30年ぶりです。 会場前は入場を待つものすごい行列。ここは万博会場かと思いました。 入口付近に朝日新聞のブースがありました。何をしているのか聞いてみたら、ごひいきの学校を中心に号外を作ってくれるのだそうです。これは参加した生徒さんの、いい思い出になりますね。 会場に入ると、「走らないで下さい」「ゆっくり歩いてください」「1,2階は混んでます、そのまままっすぐ歩いて3階に行けば、まだ席はあります。 私は、お言葉どおり3階の舞台から客席を見てやや左側の前から5番目に座りました。 時間前には場内満員。椅子は腰当もあり疲れにくい形状でしたが、前の席との間に余裕がなく、通路から遠い人が後から席に付くときは、全員立たなければなりませんでした。 さて、全体的な感想としては、個人レベルの高さ、バランスの取れたシンフォニックなサウンドなど、すばらしい点が数多く、目を閉じて音だけ聴いていると、とても中学生とは信じられないすばらしい演奏ばかりでした。 特に感銘したのは小平第三中学校、課題曲のわくわくするようなテンポ感。自由曲のドラマチックな演奏。映像が目に浮かぶような表現力。私、身を乗り出してドキドキしながら聴いてました。大ブラボーです。 他の金賞団体も、高いレベルの指揮者に導かれた深い音楽表現の出来た、すばらしい演奏でした。 銀賞の中では、五月台中学のバランスの良い演奏、深い音楽表現に感銘しました。最後のテンポ設定、聴衆を納得させる作り方が出来ていたら、金賞だったと思います。 松尾中学も残念ながら銀賞でしたが、すばらしいサウンドで、この難曲を深く掘り下げ、聴衆に訴えていたと思います。私は金賞と思っていました。 銅賞の中でもあやめ野中学は、サウンドはもう一つでしたが、指揮者の音楽表現がすばらしく、楽しく聴くことが出来ました。 以下結果です 銅 1: 中国支部 広島県代表 東広島市立黒瀬中学校吹奏楽部 (指揮 : 出崎資能) 初出場 銀 2: 関西支部 大阪府代表 大阪市立市岡中学校吹奏楽部 (指揮 : 南 由賀) 3年連続3回目 銀 3: 東関東支部 神奈川県代表 横浜市立万騎が原中学校吹奏楽部 (指揮 : 原口正一)
2年連続4回目 銅 4: 北海道支部 札幌地区代表 札幌市立あやめ野中学校吹奏楽部 (指揮 : 長田栄二)
2年ぶり2回目 銀 5: 関西支部 兵庫県代表 宝塚市立中山五月台中学校吹奏楽部 (指揮 : 渡辺秀之)
3休明け5回目 銅 6: 四国支部 愛媛県代表 松山市立三津浜中学校吹奏楽部 (指揮 : 杉澤嘉穂) 17年ぶり2回目 銀 7: 東関東支部 千葉県代表 松尾町立松尾中学校吹奏楽部 (指揮 : 田中淳一郎) 初出場 金 8:
西関東支部 山梨県代表 甲斐市立敷島中学校吹奏楽部 (指揮 : 大島雅彦) 3年ぶり2回目 銅 9: 北陸支部 石川県代表 津幡町立津幡中学校吹奏楽部 (指揮 : 吉田淳一) 3年ぶり7回目 金 10:
九州支部 鹿児島県代表 国分市立国分中学校吹奏楽部 (指揮 : 内田 貢) 初出場 銀 11: 東海支部 愛知県代表 一宮市立尾西第一中学校吹奏楽部 (指揮 : 岩井成人) 初出場 金 12:
東北支部 秋田県代表 秋田市立山王中学校吹奏楽部 (指揮 : 細谷直) 3年連続26回目 金 13:
九州支部 宮崎県代表 延岡市立東海中学校吹奏楽部 (指揮 : 椛山達己) 初出場 金 14:
東京支部 東京都代表 小平市立小平第三中学校吹奏楽部 (指揮 : 中村睦郎) 2年連続4回目
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