神奈川大学吹奏楽部 バレンシア国際吹奏楽コンクール
神奈川大学吹奏楽部は、過去の全日本吹奏楽コンクールにおける実績と、全国でのコンサートの実績により、このほど「バレンシア・インターナショナル・ブラス・コンクール」に出場することになったようです。神大ブラスファンの皆様に私宛の寄付金募集の手紙の一部を掲示いたします。後輩たちの演奏は、世界でも通用すると私思っております。
吹奏楽部「バレンシア・インターナショナル・ブラス・コンクール出場」に当って、
吹奏楽部OBの皆様へこ援助のお願い
拝啓 時下ますますこ清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、今年7月、後暮・吹奏楽部はスペインに遠征することになりました。このスペイン遠征は、今日までの活動実績がバレンシア・インターナショナル・プラス・コンクール実行委員会の事前審査で認められ、招聡されるものです。吹奏楽部の活躍についてはと承知の通りで、創設以来の長い歴史の積み重ねとその時ときの時代を背負ってきた皆様の努力の賜であります。
このコンクールはバレンシア市が1866年から行っているもので、編成によって五つのセクションに分かれますが、後輩たちは七月七日(金)のスペシャルセクション(91人以上120人まで)で演奏します。計画ではコンクールのほかに、バレンシア市内と近隣都市で友好親善コンサートも予定されており、この遠征は吹奏楽部にとって新たな歴史の一ページを築く意義深いものと考えます。大学は、吹奏楽部の「世界へのチャレンジ」は建学の精神「質実剛健・積極進取」を具現化するものと高く評価し、計画実現に向け積極的に支援されるようで
す。予定では130人前後のツアーで、渡航費・楽器搬送等諸費用が高額となるため、吹奏楽部では学生の負担軽減に向け、コンサートの開催や依頼演奏を積極的に行うなど、資金確保に努めています。なお、大学当局も多方面への寄附金募築を行っていますが、OB会と致しましても積極的に支援を致したく存じますので、皆様におかれましては後輩のチャレンジ精神を育成する意味合いでこ援助をお願い致します。なお、こ寄附の方法については同封の大学の文書をご参照ください。何卒、よろしくお願い致します。
敬具
平成12年3月吉日
吹奏楽部OB会 会長簿山詠一
吹奏楽部OB 各位