|
神奈川大学吹奏楽部ファンのみなさま、お元気でしょうか。私サマコンの前日メールアドレスの分かる数人にお声を掛けて新宿で待ち合わせ、ミニOB会を開催いたしました。 19時西口交番前集合でしたが、なんと私と宇留間君、扇君が10分も前から集まっていました。ただ一人5分遅れたのは、現役時365日休みなく朝7時に部室を開けていた庶務の猪爪君でした。昔では考えられないことです。時代も変わったものでした。 宇留間とは、とても久しぶり(10年位か)でしたが、えらい丸くなって(体が)最初分かりませんでした。 私たちは駅近くの居酒屋で昔と同じ話で盛り上がりました(とくに宇留間)。 サマーコンサート 私、良く考えると生まれて初めて神奈川大学のサマーコンサートに来たのでした。 さて、席についてメニューを見ると、全曲法人作品。しかも現代曲ばかり。1部の最後に田村文生の「かわいい女」がありました。私は以前ヤマハ吹奏楽団の演奏を聞きましたが、とても難解な曲。聴衆に小澤先生がどのように理解させてくれるか楽しみでもあり不安でもありました。 などと考えていると、「木野さんだ」と聞いたような声。懐かしい皆様が集まってきました。太田婦人と長嶋夫妻、八代さんでした。 「木野さん変わんないね」ワシ「君たちも変わらないよ」と挨拶。そこで昨日の飲み会の写真を見せる「へぇー宇留間さん?」「変わったね」「ホントね」ワシ「お腹もだいぶ出てたよ」「へぇー」「街で会ってもわかんないね」「ホントね」。BC会コンペでもそうですが欠席裁判は怖いのよ。宇留間君・猪爪君次回は参加しようね。 メニュー 吹奏楽のための組曲/菊池 幸夫 第T曲 ファンファーレ ここ数年トランペットの音が気になってましたが、出だしのtpの音を聞いて安心しました。非常に軽く全体の上にスーと乗れる良い響きでした。ただ、バンド全体の音は、緊張のせいか硬い。 第U曲 緩徐楽章 ここで小澤先生、指揮棒を置き、手で指揮をする。この光景は生まれて初めて見ました。 第V曲 急速楽章 第W曲 フィナーレ 定期演奏会よりリズム感が浅く、表現も遠慮がち。一人一人は相変わらず上手いが合奏力はこれからかな。演奏後作曲の菊池先生を紹介。 瑜伽行中観/天野 正道 修行の様子が目に映るような表現。おいしいものテンコ盛りの天野さんらしい曲。演奏はまだ硬いかな。 吹奏楽のための「深層の祭」/三善 晃 ファゴットのソロで始まる有名な曲。神大のソリストは全てすばらしい。心を込めた表現は伝わってくるのだが、もう少し冒険した表現をしても良いのではと思うのは私だけかな。もっとも宇留間は冒険しすぎだったが、 かわいい女/田村 文生 難解な曲でしたが良く理解させてくれる演奏でした。途中先生が指揮台でオーレンカ(主人公の女性)とダンスしているように見せる。最近先生は指揮台でいろいろやってくれます。 休憩 1部では上下黒の服装でしたが、2部では白のブレザーに衣装がえ。太田婦人に「私たちもやってたじゃないの」と言われても思い出せない私。 2003年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 W.マーチ「ベスト・フレンド」/松浦 伸吾 日本人の作りそうなよくあるマーチ。テーマのメロディもう少し大げさに歌ってもよいのでは。 V.行進曲「虹色の風」/松尾 善雄 ヨーロッパ風なマーチ。スイスの山々が見える。終了後作曲者を紹介しようとしたがいない。 T.ウィナーズ - 吹奏楽のための行進曲/諏訪 雅彦 サンダーバード風のマーチ。佐川さん(文教・創価大他)が振ったら、きっとべったりと歌った表現をするのでは。演奏後作曲家を紹介。今度はいました。 課題曲は模範演奏的に仕上げたようです。W、V、T、と聴きましたがUはなぜ無いのでしょうか、ご存知の方教えてください。 Jalan−Jalan 〜 神々の島の幻影 〜 /高橋 伸哉 バリ島(インドネシア)の音楽だそうですが、琉球の雰囲気。解説を読むと音階が似ているのだそうです。この曲も作曲者が 会場に来てました。 三つのジャポニズム/真島 俊夫 T.鶴が舞う 後半に真っ白な扇子2つをパタパタと合わせ、鶴の羽音を表現。もし、この曲をヨーロッパで演奏するときは、是非日の丸の扇子でお願いします。 U.雪の川 V.祭 「祭」で先生は阿波踊りのように指揮を見せる。好きになりそうな曲でした。 アンコール ダンシング・クィーン/アバ 拍手の中、すぐに演奏したかった先生。しかしセッティングに手間取り構えた指揮棒を下ろし、客席に「手間取ってます」と一言。観客受ける。 途中フルートのスタンドプレーでアナウンサーがお礼の言葉。せっかくスタンドプレーしている時なので、アナウンサーは違う場面の方が良いのでは。無くても良いと思うのは私だけかな? サウンド・オブ・ミュージック これも、すぐ曲入りたかった小澤氏。奏者の移動が手間取っていたので、また振り返り今度は、「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となったヨーロッパのお話。 女房の好きな曲。途中コーラスも入り、映画を思い出させます。ドレミの歌のところでマーチング隊が入り場内拍手。 曲が終了後、暗転し、マーチングドリルが出来るように奥に詰めステージをあわただしく広げる。客席ではドラムメジャーがスタンバイ。 「横浜メドレー」から「美空ひばりメドレー」へ/真島 俊夫 ドラムメジャーの号令で曲が開始。舞台が狭くドリル危なそう。ケガしないでね。 星条旗よ永遠なれ/スーザ 最初、ものすごく早いテンポで始まったので、ピッコロのところが心配でしたが、徐々にゆっくりになり安心? 終わってもズーと拍手がなりやまない。とても満足したようなお客さんの顔を見てOBとしてもうれしく思いました。 難解な法人作品とは対照的なアンコール。実に30分以上もありました。現役の皆さんお疲れ様でした。気をつけてヨーロッパへ行ってきて下さい。
5月30日アップ分 5月25日今年1月の定期演奏会ライブCDが発売されました。 私は、岐阜カラフルタウンで購入し聞いてみましたが、生で聴いたのとは違った感動をしました。冷静に細部にわたり聴けるので、荒いとことも発見できましたが、それよりも学生たちが心を込めて演奏しているのがとても伝わってきました。(親ばか的な聴き方ですいません) さて、その神奈川大学吹奏楽部サマーコンサートが下記のように開催されます。 神奈川大学吹奏楽部2003サマーコンサート 2003年6月14日土曜日12時50分開場13時30分開演 横浜みなとみらい大ホール 曲目:吹奏楽の為の「深層の祭」/三善 晃 三つのジャポニズム/真島俊夫 2003年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 他 |