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オープニング前に故森下社長を悼み1分間の黙祷。そして、ルール説明。ドクター、ジャッジ、レフェリーの紹介。 今回で卒業(契約切れ)になるPRIDEガールの紹介、そして、ミニショー。 オープニング 各選手が森下社長の自殺から来るPRIDE危機説に一言。そして、「PRIDE NEVER DIE」のメッセージ。各選手入場。桜庭和志に盛大な歓声。 第一試合 ○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラVS中村和裕× 腕ひしぎ十字固め 司会は村上ショージ。中村選手、青の柔道着で入場。観客にアピールする姿がぎこちない。三味線と尺八のテンポの良いテーマ曲。セコンドに吉田秀彦。 中村、胴衣を脱ぐ。 1R:中村いきなりホジェリコを投げる。その後、下からホジェリコ再三三角締めを狙うも中村上手くはずす。中村上からシウバ風小パンチの連打。 2R:ホジェリコ上になり、ハンマーパンチを顔面に当てる。その流れで、背後から腕ひしぎ十字固め。 中村選手好ファイト。わくわくさせてくれた試合でした。 第二試合 ○小路晃VSアレックス・スティーブリング× 判定2対1 連敗中の小路だが、今までとは違った生還な顔に。 1R:小路足をかけて倒す。その後、小路、ハーフガードから横四方、アレックスハーフガードにかわす。、そして、横四方、縦四方、ハーフガード、横四方。攻め続ける。 2R:小路打撃で倒し、あわやKOかというくらいの決定的チャンスだったが、攻めづかれたのか攻撃が止まってしまう。アレックス後半逆に背後からパンチ、フェースロック。 3R:パンチの応酬、アレックスのほうが手数もヒット数も勝る。 小路泣きながら「僕のプライド、みんなのプライド」と勝利の喜び。 第三試合 ○アレクサンダー大塚VS山本喧一× 判定2対0 司会は再びショージ。久々に聞くアレクサンダー大塚のテーマ。 1R:山本、膝十字狙うも逃げられる。アレク、ファイルドライバーを決める。そして、上からコツコツとパンチ。 2R;アレク優位に攻める。寝てからの打撃、ストンピング。山本、危機をしのぐ。 3R:両者にイエローカード。どちらも攻めきれず、防戦一方の凡戦。 つまらない試合に場内ブーイング。帰り道みんなに謝りながら歩くアレク 第四試合 ×カーロス・ニュートンVSアンデウソン・シウバ○ レフェリーストップ 1R:最初に倒したのはニュートン 。ガードポジションを抜け横四方、縦四方、そしてマウントポジションと流れるようなポジショニング。そしてパンチ。途中こう着状態が続きシウバにイエローカード。その後、スタンディングからニュートンがタックルに来たところをシウバのカウンターの膝蹴りが入りKO。一瞬の逆転劇。「藤田対ミルコ」を思い出しました。 第五試合 ×山本峻護VSダン・ヘンダーソン○ レフェリーストップ 1R:いきなりの打撃戦に場内沸く。山本、組み合いからヘンダーソンを投げる。再び打撃戦、ここでヘンダーソンのストレートがヒットしKO。 休憩 場内猪木コール。そして、ボブ・サップが猪木のお面を被って入場。猪木はパラオからモニターで出演。 猪木「元気ですカー。猪木が笑えば世界が笑う。生きていればパラオにも来れる。生きてますカー」 そしてリングのボブ・サップはお面を取って ボブ「行くぞー!! 1,2,3、ダァーーハッハッハッハッハッハッハッハハハハハハ」 第六試合 ×桜庭和志VSニーノ・”エルビス”・シェンブリ○ レフェリーストップ ニーノ、エルビスプレスリーのテーマで静かに入場。桜庭、ザ・グレート桜庭カブキ、ヌンチャクに蜘蛛の糸。Wのマスク。桜庭盛り上げようと演出してるが、膝には痛々しいテープが 1R:左ハイキック、パンチ、左ローと桜庭が圧倒的に攻める。ニーノは打撃の隙間から関節技に持ち込もうと狙う。ニーノが桜庭に抱きつき、寝技に持ち込もうとしたときにニーノ出血、ドクターチェック。再開後も、打撃で圧倒する桜庭、我々は復活勝利を確信した。桜庭モンゴリアンチョップ。その時、ニーノの頭部が桜庭のアゴに事故的に入りKO。桜庭復活ならず。 第七試合 ×ケビン・ランデルマンVSクリントン・”ランベイジ”・ジャクソン○ レフェリーストップ 1R:予想通りの打撃戦。ジャクソンの鋭い膝蹴りがケビンの頭部に当たりKO。 試合後ジャクソンはマイクでシウバ戦をアピール。それに答えシウバがリング場に上がり、両者乱闘。 シウバ「PRIDEは俺のリングだ」 第八試合 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラVSエメリヤーエンコ・ヒョードル(PRIDEヘビー級タイトルマッチ) 判定3:0 ヒョードル選手がPRIDEヘビー級チャンピオンに。 とても静かに、冷めた目で入場のヒョードル。対照的にノゲイラは両手を振り上げ観客にアピールしながらの入場。 国歌斉唱、高田延彦がタイトルマッチを宣言。 1R:予想通りのすごい、怖い試合。上からスピード+重量感のあるヒョードルのパンチ、下からノゲイラはパンチを何発か浴びながらも冷静に関節を狙う。すごい試合。 2R:1Rと同様な展開、ヒョードルの殺人パンチは衰えず、上から繰り出す。下から間接を取ろうとするノゲイラをヒョードルはパンチでかわす。ノゲイラがやっと上になったところでゴング。 3R:1,2Rと同様な展開、ヒョードルは上から殺人パンチ、まったくスピードは衰えない。ノゲイラも一発逆転のアームロック、三角締め、オムプランターを狙うがスーと逃げる。スリリングな展開が続く。ノゲイラはゴングが鳴るとひざまずきうなだれる。両者すばらしいファイト。 最後の試合でとても満足できました。 試合後全選手がリングに上がる。 ボブサップ「ヒョードル選手とPRIDEヘビー級ベルトを賭けて闘うぞ、ファ、ハハハハハ」 ヒョードル「もちろん挑戦を受けるが、その前に70キロくらい太らなくてはね」 両者握手。 桜庭「今日はありがとうございました。これからもPRIDE続けますのでよろしくお願いします。」
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