2025年 第７３回
全日本吹奏楽コンクール 大学の部
お待たせしました
今年もコンクール全国大会 大学の部の模様を実況いたします
さて11年ぶりの新潟です 前回の模様はこちらです
さすが有名店 ネタとシャリのハーモニーが素晴らしく ゴールド金賞 です
そこから近くのスタバドライブスルーでコーヒーもらって北陸道を東に舵をとり気持ちよくドライブ 途中に「親不知」という地名があったのでその日 親不知治療の後輩を思い出し がんばれメール
さて新潟着です
とりあえず 新潟出身の別の後輩から聞いた この店で「タレカツ」
須坂屋そば 新潟駅前店 （すざかやそば）のご予約 - 新潟/そば | 食べログ
タレカツ ご存知ですか 甘辛醤油ダレのカツ丼です
うーーん 上手い
そんなこんなで前夜を過ごし 当日です
今回も有名どころの勝手審査員にご協力をいただきました
田原先生
ご存知 世界の田原です 佐渡裕さんとはゴルフ友達
田原奥様先生
田原先生の世界を飛び回る活躍を陰で支えたすごい人です
佐藤先生
神大ブラスの若大将 楽器のことだけでなく不動産にも詳しい
長島先生
音楽の揺れから地球の揺れに詳しい無差別級ドラムメジャー
長島奥様先生
ご主人を無差別級まで育て上げた料理の天才
木野先生
とても小さなことを大事件のように話すことができる才能の持ち主
さて会場に来ました
なんと 和ベンです トイレ
とても伝統にこだわるトイレですが そのためトイレ渋滞になってます コンサートホールのトイレ渋滞 特に女子トイレ 解消する方法はないのでしょうか
１番 東京支部代表 明星大学学友会吹奏楽団 指揮 玉寄勝治 初出場
課題曲 Ⅲ 自由曲 吹奏楽のための交響曲「ワインダーク・シー」より / J．マッキー
初出場でトップバッター さぞかしプレッシャーのあったことと思います
課題曲 マーチ 抑揚をつけた工夫ある演奏でした
時々 バスとリズムセクションのリズム感が異なるところがみえたのと メロディももう少し大きく表情の変化が出来れば さらにうグッド
自由曲 こういうメリハリのある曲は 意外に表現が難しく がなって聴こえるところも少しだけ感じました
クラリネットのベルアップ とてもかっこいいのです
ベルを指揮者に向けるのもいいですが 客席に向けるのはいかがでしょうか
なにしろ大激戦の東京地区からの初代表 おめでとうございます
勝手BCBBBC 勝手結果 銀賞 審査結果 銀賞
2番 四国支部代表 四国大学吹奏楽部 指揮 小川一彦 ５年連続９回目
課題曲 Ⅲ 自由曲 黎明のエスキース / 阿部勇一
全国常連の四国大学です
課題曲 とても軽快なリズムです たまーに突っかかるような前に飛び出してくる場面も感じましたが ちゃんとマーチになってて好きです
自由曲 楽器のバランスの問題でしょうか 木管がたまに薄く感じます
チューバ5人中3人女子 もう低音も女子の時代です
ソロも多く個人の実力も例年上がっています
弦バスの動きが とても心がこもっててうっとりしました。
来年も楽しみです
勝手CCCBBC 勝手結果 銅賞 審査結果 銅賞
課題曲 Ⅲ 自由曲 バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第２組曲より 夜明け、全員の踊り / M。ラヴェル（小野寺真）
指揮者 満面の笑みで挨拶です
課題曲 輝くサウンドで素敵です マーチとして2拍子の表現がもうひとつ統一されると輝きのあるサウンドがさらに生きてくると思いました フレーズの繋がりも、あと少し
トランペット全員女子 やっぱり女性の時代です
自由曲 低音群のチューニングが 時々安定してなく感じました 心を込めすぎのためか 音の立ち上がりが重く感じる場面もありましたが
圧巻は 夜明けです
これほど眩しい夜明けは初めてでした 素晴らしい しびれました
勝手BBBABC 勝手結果 銀賞 審査結果 銀賞
４番 東海支部代表 中部学院大学吹奏楽部 指揮 加藤寛人 初出場
課題曲 Ⅲ 自由曲 交響曲第１番「アークエンジェルズ」より / Ｆ．チェザーニ
鮮やかなピンクの制服で登場
課題曲 サウンドも歌い方も 暖かくて優しくて素敵です
バスがちょっと前ノメリになると感じたところもありましたが 音は柔らかくて気持ちいいです
鉄琴の余韻の長さが少し気になりましたが 爽やかなサウンドです
自由曲 こちらも暖かいサウンドで気持ちいいです
ティンパニさん叩くのもいいけど響かせることも考えていただけると 効果も増すでしょう
フルートソロ 素敵です
全体に心がうっとりと休まる柔らかく優しいサウンドです
勝手CBCBCB 勝手結果 銅賞 審査結果 銅賞
5番 東京支部代表 東海大学吹奏楽研究会 指揮 福本信太郎 3年連続16回目
課題曲 Ⅰ 自由曲 スペイン奇想曲より / リムスキー・コルサコフ(石津谷治法）
サウスポー福本先生 貫禄あります
課題曲 落ち着いた歌い出しです フレーズとフレーズの 間 が絶妙
全てが丁寧な演奏 作り方も立体的です
場面の展開が鮮やかです リズム感も気持ちよく聴いてて乗ってしまいます
拍子感も場面ごとにキッチリ変化させて鮮やかです
課題曲終了場面の時 完璧な演奏に つい拍手したくなりました
自由曲 よく知られた曲を選ぶところが自信の表れでしょう
リズムも気持ちよく ドキドキ 音色も場面に応じて変化します
音のスピード感も場面ごとに変化させて感動が増していきます
コクがあってキレもあります ビールなら最高の美味しさ
素晴らしい物語に作り上げました
各楽器のソロや表情もうっとりです
立ち上がって拍手したい気持ちでした 最高です
勝手AAAABA 勝手結果 金賞 審査結果 金賞
6番 東関東支部代表 神奈川大学吹奏楽部 指揮 甘粕宏和 5年連続52回目
課題曲 Ⅳ 自由曲 バレエ・サクラ（神聖なるバレエ）よりファンファーレと典礼の音楽、バレエ団の入場、パ・ドゥ・ドゥ、全員の踊り / D・ホルジンガー
題名が長いです ハープを真ん中に持ってきました
課題曲 音の出たしがスーと上品に奏でていて音楽に気持ちよく入っていけました その後のトランペットも渋く語っています
幸福感を感る見事な 演奏です
自由曲 ドラが効果的に打ち鳴らされ ワクワクする始まりです どの部分も完璧なチューニングで気持ちがいい
人数の少ない場面も 音が薄くならずに濃厚です
場面に合わせて表情も変化させて 物語を語ってくれます
中盤のスネアのリムは もうちょっとタメが欲しかったかな（個人的意見）
トランペット ソロ 緊張されたことでしょう 良かったですよ
最後のチューブラベルの間合いも最高
これぞ音楽 最後まで息を呑む緊張感 素晴らしい演奏でした
小澤神大サウンドが甘粕神大サウンドに変わって寂しい気持ちもありますが
演奏は大満足です ありがとう
勝手AABABA 勝手結果 金賞 審査結果 金賞
7番 関西支部代表 立命館大学応援団吹奏楽部 指揮 金井信之 3年連続8回目
課題曲 Ⅲ 自由曲 アウディヴィ・メディア・ノクテ / O・ウェースビ
真っ白の制服が 大きな力を感じます
課題曲 いつものように重厚なサウンドです 素晴らしい
マーチとして2拍子系のリズムにもう少し安定感があれば さらに良いかな
ブラスが厚いだけに それに対して木管群が細く感じる場面もありましたがなにしろ最高のサウンドです
自由曲 個人の技術が大学最高レベルです それを生かした自由曲
これだけのレベルなので 曲のもっと奥にある深い部分も表現できると最高です
それにしても素晴らしいサウンドです
チューバのソロも上手いというよりすごい！ それに続くトロンボーンも艶っぽい
スネアとシンバルのリズムに安定した刻みが加わると最高です
後半の個人技のオンパレードは快感でした
個人技はピカイチ 最高のサウンド
勝手BCABBB 勝手結果 銀賞 審査結果 銀賞
休憩です
和ベンのせいか 女子トイレ大根雑
8番 北陸支部代表 富山大学吹奏楽団 指揮 建部知弘 5年連続15回目
課題曲 Ⅲ 自由曲 氷結の花 ～吹奏楽のための / 中橋愛生
楽しい音楽が聴こえてきそうです
課題曲 大胆な歌い方が心地よいrです
1拍目が不安定に感じる部分もありました リズムが安定して続くとしっかりしたマーチになるでしょう
譜面以上の音楽が表現できればすごいのですが、とても難しいですよね
でも 思い切った曲に挑戦しました ぜひ来年も全国でお会いしたいです
難曲への挑戦する姿が素敵です
勝手BCCBBC 勝手結果 銅賞 審査結果 銅賞
すでに伝統校です 白い衣装が美しい
課題曲 序盤の音の膨らみからのデクレッシェンドが あと少し滑らかにできると曲の深みが増すことでしょう
フレーズの最後部分で処理の甘いところも見れましたが、簡単そうで実は難しいこの課題曲のポイントですよね
自由曲 オーボエ 緊張されたことでしょうが とても素晴らしい その後に続くトロンボーンのソロも雰囲気出てました
この場面は伴奏さんが もう少しピッチ合わせて1つの音になると もっとソロが輝くことでしょう
ピースのところを クラリネットがマウスピースを外すのではなく
この場面用にマウスピースを別に用意していたところは 素晴らしい計算です
松井先生にバトンを受けての初金賞 素晴らしいです
勝手BBCBBC 勝手結果 銀賞 審査結果 金賞
10番 関西支部代表 龍谷大学吹奏楽部 指揮 若林義人 5年連続26回目
課題曲 Ⅱ 自由曲 付喪神 / J・マッキー
ブルーの制服に伝統の貫禄を感じます
課題曲 全ての楽器がバランスよく1つのメロディを歌っています
個々人の実力はピカ1です
リズムの表現も素晴らしい
自由曲 難しいリズム構成を完璧に演奏
音と音の空間も見事に表現 オーボエのソロ 身体を指揮者に向けるのではなく身体ごと客席に向き直しての演奏
クラリネットのベルアップも身体ごと客席です 徹底してます
複雑なリズムを自然に当たり前のように 驚きの完成度
リズムの魔術師 素晴らしい！
勝手ABABBA 勝手結果 金賞 審査結果 金賞
11番 西関東代表 文教大学吹奏楽部 指揮 佐川聖二 4年連続31回目
課題曲 Ⅲ 自由曲 天岩戸は時の迷宮 / 石毛里佳
貫禄の文教 貫禄の佐川先生です
課題曲 ちゃんと前に進む鮮やかなリズムに佐川先生らしいおしゃれな歌い方が加わりました 気持ちのいい正統派マーチ
場面の変化も鮮やかで景色が変わっていきます
ピッコロの歌い方も素敵 最後の音処理も上品で、ほんとに気持ちいい
自由曲 課題曲とは全然違う色の自由曲です きっちりと変わるところがすごい
日本的メロディを爽やかに歌います 太鼓も伴奏も同じスピード感です場面の展開が鮮やかに変わる
各ソリストのなんとうっとりする歌い方でしょうか
ピッコロの情緒あふれるソロ それを受けつぐフルート 素晴らしいです
この演奏聴きながら寝ると、きっといい夢が見れます
最高に気持ちいい音楽 演奏でした
最後の終わり方も 見事！
素晴らしい物語をありがとうございます
勝手ABAABA 勝手結果 金賞 審査結果 金賞
12番 九州支部代表 日本経済大学吹奏楽部 指揮 柴田裕二 4年連続4回目
課題曲 Ⅲ 自由曲 Always the Way Remains / 長生淳
柴田先生のバンドです ここも白いユニホーム
課題曲 ちゃんとマーチになってます。メロディの受け渡しも気持ちいい
ほんのすこしだけ １泊目が前のめりに感じるところもありましたが 歌い方も気持ちよく素敵なマーチです
自由曲 毎回思うことですが、長生作品は難しい ちゃんと表現しないと自己満足になってしまう
中身のあるクレシェンド リズムの変化を観客に伝わるかどうか
柴田先生の心は伝わってきますがバンドとしては人間の心の持つ深いところまで表現ができるとさらにいいかと思いました
福工大を25名程度で全国に出場された頃からの柴田先生ファンです 日本経済大学でも金賞を受賞されて私も嬉しいです
勝手BBCBBC 勝手結果 銀賞 審査結果 金賞
13番 中国支部代表 広島大学吹奏楽団 指揮 中村駿斗 2年ぶり15回目
課題曲 Ⅰ 自由曲 永劫の翼 ジョン・フレミングの法則 / 八木澤教司
激戦の中国支部 今年は広島大学
課題曲 最初の出だしをスーと滑らかに出すのは難しいですね
リズムが流れるところが少しありましたが
フレーズの間はとても良くてサウンドも最高に気持ちいいバンドです
自由曲 ソプラノサックスのソロ、心に刺さる素敵な演奏です ドキドキしました
サックス群全体が、このバンドを引っ張ってる感じです
丁寧に歌う気持ちが嬉しい
歌に波の満ち引きのようなうねりが出来れば最高です
ググっと引き込まれるソプラノサックスのソロでした
勝手CBBBBB 勝手結果 銀賞 審査結果 銅賞
14番 北海道支部代表 北海道教育大学函館校吹奏楽団 指揮 三笠裕也 5年連続30回目
課題曲 Ⅰ 自由曲 地水火風空 ～５つの打楽器とウインドオーケストラのための～ / 阿部勇一
今年は何が出てくるか 毎年楽しみです
歌い方が単調になるところと その伴奏のピッチが合うと さらに引き込まれてしまいます
拍子の表現に変化が出来れば最高です
自由曲 これも もっと語っていただけると聴いてて楽しめます
それにしても 毎回いろんな曲を紹介してくれます 一度この大学の楽譜倉庫を覗いてみたいバンドです
最後のパーカッションの迫力ある盛り上がりが素敵
勝手BABBBC 勝手結果 銀賞 審査結果 銅賞
15番 東北支部代表 東北福祉大学吹奏楽部 指揮 荒井富雄 5年連続16回目
課題曲 Ⅲ 自由曲 アウディヴィ・メディア・ノクテ / O・ヴェースピ
今年のトリは東北福祉大学です
課題曲 リズムに安定感が出ると素敵なマーチになります
ちょっと1拍目が流れちゃうところがみえました
弦バスの2人が仲良く楽しそうに演奏されてる姿が印象に残りました
自由曲 コラールのところを深く演奏できると その後のリズミックのところがさらに生きてくるかな
各パートとても難しい曲にチャレンジされてました トロンボーンのソロもカッコイイ
これだけの難曲を仕上げる実力です 来年も楽しみ
勝手CBCBBC 勝手結果 銅賞 審査結果 銅賞