2015レセプション中継
レセプションの実況中継をアップすること、大変遅れてしまい申し訳なく思っております。
定期演奏会の模様をアップして、すぐにレセプション中継を書きあげたのですが、大変なことが私のカヨワイ体におきていました。
私は、毎年人間ドックに行っていますが今回ある値に異常値が出たのです。
我が家は癌血統、身内はみんな癌で亡くなっています。それで、毎年ドックで腫瘍マーカーの検査をお願いしているのですが、
SCCの値が 5.4 だったのです。
1週間後に国立長良病院で精密検査が行われることとなりました。
それからというもの、食欲がなくなり、実際に2キロほと痩せてしまったのです。
長良病院。問診。
先生「最近の体調の変化はありましたか?」
私「ドックの結果が出てから食欲がなくなり、痩せてきました。」
先生「お仕事は?」
私「営業です」
先生「仕事上のストレスとかありますか」
私「まったくありません」
先生「営業のノルマなどで悩みませんでしたか」
私「まったく悩みません。そもそもノルマ達成など考えたこともありません」
先生「接客で気を使うことはありませんか」
私「まったくありません。あ、そういえば、私が来るとストレスを感じる と良くお客さんに言われます。」
先生「・・・・・・・」
などの問診を受けて、CTやらなにやらいろんな検査をしました。
結果としては異状は見つからない。とのこと、しかし一応3か月後にまた診せてくれ
その3か月後の先月、ふたたび長良病院に行ってきました。
やはり異常なし、もう来なくていい。と言われて
こんな経験は初めてでした。人生をいろいろ振り返りました。
私は、神大ブラスでとても素晴らしい経験をして、いい友達にも恵まれ幸せだったなぁ。
いい人生だった。と自分を納得させ、遺書まで書きました。
いやはや ほんとうに健康というのはありがたいものです。
私もそろそろ そういう歳なんです。
さて、お待たせしました。実況中継です。
全日空ホテルの会場はとても大きく広く天井高い。
入口をはいると神大ブラスのスライド上映。昭和初期からの映像が流れてます。。
私、てっきり遠山先輩が昭和31年に吹奏楽部を作ったんだと思っていましたが、昭和初期の横浜専門学校時代から吹奏楽部はあったのです。初めて知りました。
とりあえず このへんで数人集まり記念写真。
会場には、東京、関東の金賞常連吹奏楽部先生方が ほぼ全員来てくれてます。
小長谷先生、真島先輩、保科先生など作曲家の皆様
指揮者の近藤久敦先生。なつかしいヤマハ吹奏楽団の原田元吉先生、
どこかで聞いた美声は、、
おお、元吹連会長の秋山先生。
たしか、秋山先生に「神奈川大学、ゴールド金賞!」と言っていただいた覚えです。
いろんな先生方が見えます。まるでバンドジャーナルの特集号です。
というところで写真。ジェリコの玉川さんと是非司会者にと推薦する浅井さんです。
久しぶり(たぶん10年ぶりくらい)に小澤先生に挨拶。
私「先生、僕のこと覚えていますか」
先生「覚えているよ、泣き虫 木野だろ」
えーー、小澤先生は僕のことをそんなふうに覚えていたのか。
そういえば、先生の前でよく泣いていたかも。
3年時、初めて金賞いただいた時。
4年時、最後の定期で、エンディングテーマを指揮したとき。
その後の打ち上げでペタンペタンと先生に殴られた時。痛さではなく、嬉しくて泣いていた。
いろいろと恥ずかしい思い出がよみがえってきました。 青春だったのです。
振り向くと作新学院の三橋さん
どうも、数年後にまた宇都宮で全国大会があるかも。とのことです。
保科先生とは、私が岐阜ということで兼田敏先生のお話を聞きました。
「兼田君は東京芸大のころ私の家に住んでいたんだ」
「そのころから仲が良く、彼が岐阜に行き、そのあと私が愛知県教育大に行って、また縁が続いたんだ」
私は兼田敏先生の音楽葬のことを思い出しました。
その時、保科先生は自作のラメンテーションを演奏され、兼田先生と保科先生がお互いの葬送曲を作り、それぞれ葬儀で演奏しようと約束し、
「自分が先に演奏することになり、とても残念な思いだ」
と語っていました。お二人の深い友情を思い出したのです。
マイクで甘粕コーチが、「天野先生は風邪でお休みです」とのこと。天野先生も来てくださる予定だったんです。すごいです。
壇上では、小澤先生がスピーチ。
真島先輩、保科先生が続いてスピーチ。
最後に、長谷川君じゃなくて、斎藤君が小澤先生への感謝の歌を歌って場内大拍手。大歓声!
このもようも、LINEの神奈川大学吹奏楽部グループにアップいたします。
以上でレセプションが終了し、現役の皆様に見送られて会場を後にしました。
この日本の吹奏楽を支えているメンバーが元気で長生きしてますます活躍されることを祈りましてレセプションでの実況中継を終わります。
ほとんど私中心で報告させていただいたことをお許しくださいませ。