昨年、全国金賞常連の伝統校、近畿大学が大阪府大会で姿を消しました。あの伝統校はどうなったのか、学生時代共に競い合ったライバルがいなくなるのは寂しいものです。私は、近畿大学が心配で、、大阪府大会という、全国大会の予選の予選に行って来ました。
場所:大阪府立青少年会館
1:関西大学 課題曲T 「三角帽子」より粉屋の踊り、終幕の踊り 金賞
2:常磐会短大 課題曲V 丘の上のレイラ
3:追手門大学 課題曲V 「イーストコーストの風景」よりシェルターアイランド、ニューヨーク
4:近畿大学 課題曲T 大阪俗謡による幻想曲 金賞代表
5:関西外語大学 課題曲X エアロダイナミック〜飛行発展への賛歌 金賞
6:大阪学院大学 課題曲U スピリット オブ セントルイス
金賞は、関大、近畿、外大の三校、その中で近畿が見事代表に返り咲きました。
注目の近畿大、今年は学生指揮者ではないようです。違っていたらすいません。冒頭から最後まで全員集中力の途切れることが無く、気迫を感じる演奏でした。鳴らしすぎの感もありましたが、今年の全国は大阪国際会議場という音の響かないホールなので、このくらいの音量でも全国大会の会場ではうるさく感じないと思います。
課題曲も自由曲も、表情豊かで楽しく聴くことができました。この演奏を聴く限り、どうして昨年府大会で負けたのか分かりません。昨年はどういう演奏をしたのでしょうか。
審査発表で、大阪代表が発表された瞬間、耳をつんざくような喜びの声、「キャー」「ウォーー!」「ゴー!」、泣き出す学生たちや、抱き合ったり、握手したりと。そんな彼らを見て、関係ない私までも涙が出そうになりました。この1年間の苦しみは相当のものがあったと思います。ぜひ関西大会も無事に通過して、全国の皆さんに古豪復活の演奏を聴かせてください。おめでとうございます。
代表にはなれませんでしたが、関西外語大のさわやかで、心地よいサウンドも印象に残りました。大阪府代表枠1つというのは、かわいそう、この団体も、関西大会に行かせてあげたい団体でした。
以上が府大会での印象です。当日感動を与えてくれた学生の皆さん。ありがとう。
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